「どうせ持つなら最上のものを」創業者C.C.FILSONの言葉です。FILSON（フィルソン）は1897年、ワシントン州シアトルでゴールドラッシュに夢見るハンター達のための"アウトドア・クロージング・メーカー"として設立されました。金の採掘という衣類にとっては劣悪きわまりない環境で酷使されるために、最上の天然素材と一切の妥協のない設計・縫製でウエアの生産を開始。やがてゴールドラッシュは歴史の中に消えていきましたが、アラスカや北西部で働くアウトドアマンにとって、FILSONは信頼、満足、価値あるものと同義語であるほどまでになりました。ウールにおいては、原毛を刈り取ってから製品に仕上げるまで、今だに2年以上の歳月をかける頑固さで取り組み、その頑固さゆえに、アメリカの森林警備隊、木こり、ハンター、そして冒険家など、厳しい自然環境の中で真のクオリティを必要とする人々に愛され続け、アメリカ空軍、陸軍のスタッフ用としても一部使用されています。優れた品質と耐久性を語るうえで「親から子へ、子から孫へ」と着継がれるというエピソードが幾つもあるほどです。